人気ブログランキング | 話題のタグを見る
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』
2011年4月17日(日) 晴れ  参加者:3名   報告:DAICHI
【コースタイム】
9:30岩屋橋~11:30桟敷ヶ岳~14:15魚谷山~17:55二ノ瀬

机上登山で頭を使った後は、本物の登山で身体を使う
≪机上登山への誘い≫が文字ばっかりだったので、今回は写真を中心に


岩屋橋から出発
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18155884.jpg


薬師峠を経て桟敷ヶ岳を目指す
気持ちのイイ山道が続く
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_1816359.jpg

今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_1817391.jpg
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18175011.jpg


アセビが満開
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18203172.jpg


鉄塔アート??
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18214952.jpg
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_1822196.jpg



もう直ぐ、頂上
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18225349.jpg


桟敷ヶ岳山頂
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18231223.jpg



急斜面を降り、祖父谷川へ
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18235532.jpg


狼峠から魚谷峠へ
狼峠から見た桟敷ヶ岳(右のピーク)
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18281487.jpg


今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18302347.jpg

今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18304529.jpg

今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18311235.jpg


途中、現在地が分からなくなり右往左往(道間違いではなく、道迷い…)
単独行のお兄さんに声をかけて、事なきを得た…(ありがとうございました!!)
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_1835477.jpg


魚谷峠 魚谷山は直ぐそこ
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18363258.jpg


魚谷山山頂
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18372552.jpg

さっきの道迷いの検証
やっぱり読図はむつかしい…
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18393238.jpg













直谷を降る
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18405310.jpg

今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_1841614.jpg


今日の山行は、コレをみたいが為
今西錦司のレリーフ
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18463693.jpg

今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18465492.jpg

ひっそりと小さな自然石に埋め込まれているが、オーラを感じる!


その直ぐ近くにこんなモノも  北山の歴史
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18502675.jpg

今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18545261.jpg


滝谷峠から貴船山を経て二ノ瀬へ
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18562022.jpg

今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18563587.jpg


無事、到着
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18583594.jpg

待ち時間0分、ドンぴしゃりのタイミングで電車が
今西錦司を訪ねて  『桟敷ヶ岳~魚谷山』_a0107329_18594410.jpg


今日も一日よく歩きました
おしまい…
# by houkoku-1 | 2011-04-20 19:05
机上登山への誘い  補足
度々スミマセン、DAICHIです…。

「机上登山への誘い」は3回に分かれているので、
下から、
≪机上登山への誘い≫
≪机上登山への誘い  続き≫
≪机上登山への誘い  続きの続き≫
の順で、見て下さい。

(4月13日に本内容を一部修正しました)
# by houkoku-1 | 2011-04-13 18:16
机上登山への誘い  続きの続き
報告:DAICHI

ざっと読図の基礎を学んだところで、ココからは、
『“読図トレーニング山行”
地図は「面」、そこを歩くのは「線」、だからルートは自在に(無限に)取れる。

まず“地形の特徴”
「尾根の合流・分岐は、どの程度角度の差があるか」
「尾根は太いか、細いか」
「合流・分岐前の尾根の広がり具合は」
「自分の位置を特定できる場所は」
「注意を要する分岐の近くに現在地を確定できる場所はあるか」
など

“どんな計画にするか”
「一時的に集中力がいる分岐が、出てくるルートを意図的に設定するか」
「尾根の合流・分岐をちゃんと判断し、よしOKと確認しながら歩くか」
「稜線で現在地を頭の中でイメージしながら、きっと今ココ、という話をしながら歩くのか」
「広い台地から、うまく降りたい尾根を見つけるのか」
など

大原則は間違ったときにどうなるか? について考えておくこと。
間違っても問題ないならそのまま進んでもイイ。
場所が分からなくなったら引き返す、とあるのは、
引き返せば現在地が分かる場所があるはずだから。
この辺り、という範囲指定の状態で現在地の再定義が可能であれば、
方法は必ずしも引き返すことだけではない。』
なるほど、深い。
もちろん、『もちろん、基本は引き返す』と言うことの説明もありましたよ、
念のため…。

『常にピンポイントで自分の位置を把握しておく必要はないけれども、
把握しなければならない場所に着いたとき、それが分かる計画が重要。

そして、
読図トレーニング山行を行う場合、(設定した)道を間違うことは特に問題ない。
ただ、
どこで間違ったか、どのような判断で間違ったか、などの事後確認ができなければ、
ただ歩いただけで終わってしまい、
読図としても、山行としても、いまいちになる。』

最後に、“よりよいルートの設定”の解説をあちこちの地図を見ながら行ったが、
コレを文字で表現する文才がないので、残念ながら省略…。
ちなみに、実際に地図を見ると今まで聞いてきたことが良く分かり、
深い、なるほど、の内容がそこここで!

『“まとめ”
読図に裏技はない。
丁寧に地図を見ていれば誰でも良いルートを見つけることができる。
知っているか知らないかではなく、
しっかりと考え、しっかりと見たかどうか。

登山計画を立てることは、本来地図を見なければできないはず。
どのような計画を立てるのか、良いルートとは、
自分で地図を見て考える以外に方法はない。
「読図の目的」をしっかりと踏んでおけば、
成功しても失敗しても、気持ちにはしっかりと残る山歩きになる』
以上が、今回の読図登山机上学習でした。

家に帰って、
さっそく地図を取り出し、あれこれと机上登山を楽しんでいる、
今まで見えてこなかったモノが、ほんの少しは見えてきたような…。

普段何気にしていた(つもりの…?)読図も、
今回のように経験豊富なO師の話を聞くと、
違った視点、新しい角度から地図を見る発想が生まれ、とてもイイ時間だった。
コレからも、色々な方向から知識、技術を学び、
登山者として、成長し続けたい!!

最後になりましたが、
O師と、このような学習会を企画してくれた青年委員会の皆さん、
ありがとうございました。
次は、実際の山で!!


3回に亘り、長々と文字ばかりの報告になり、目を(頭を?)疲れさせてスミマセン…。
ただ、今回学んだことを自分だけで留めておくのは、もったいないと思ったので!!


おしまい……
机上登山への誘い  続きの続き_a0107329_1103235.jpg

# by houkoku-1 | 2011-04-13 01:14
机上登山への誘い  続き
報告:DAICHI

で、行きたい場所が見つかったらいよいよルート設定に入る。
『山に登った時一番大切なことは下山することで、
安全なルートを設定することは読図の基本中の基本。

“安全なルート”とは、
「迷いやすいルートでない(※後述)」
「迷って間違っても道(林道など)に出ることができる」
「下りで急斜面がない」
「エスケープルートがある」
などで、
基本は「登りは尾根」「降りは明瞭な登山道」を使うと、
(設定ルート上での)道迷いの可能性は低く、
「どこからでも下山できる」ことが第一』
最後の「どこからでも(どの範囲でも安全に)下山できる」がとても重要で、
今、実際に地図でこの事を説明できないのが残念…。

では、“安全なルート”の一つ目「迷いやすいルートでない」
とは、どう言うことか。
『山行中にいつでもピンポイントで現在地を把握する必要はなく、
このあたりの範囲にいるはず、ぐらいでイイ。
ただし、分岐点など要所々々では、ピンポイントで現在の把握が必要。
だから、ピンポイントで現在地を把握できる場所が多い、少ない、把握しやすい、しにくい、
が、迷いやすい、迷いにくいの違いを表し、
“迷いやすいルートでない”とは、
ピンポイントで現在地を把握する必要がほとんどない(又は、難しくない)ルートで、
具体的には、
「明瞭なピークがある」
「ガレ・マークの横」
「取り付き点から初めの主稜線」など』
と、言うことだった。なるほど。

それらを踏まえて、
“里山”と、大きな山の“主稜線”を比較し、
『“里山の特徴”は、
「道が縦横無尽に走っている」
「見通しが利かず、尾根を1本間違っても気が付かない(※後述)」
「枝尾根と主尾根の違いが非常に分かりにくい」
などの理由で、ルート設定は難しく、
特に重要なことは、下りで尾根を1本間違った時に、
「道(林道など)に出るか」
「沢にぶち当たらないか」
などの検討が必要。

そして、
枝尾根の方向の、角度差30度ほどのずれは気が付きにくく、
多くの場合自分が正しい!と言う適当な理由をつけて、平気で進んでしまう』
この「枝尾根の方向の、角度差30度ほどのずれ」も言われてみれば、なるほど。
これも、実際に地図でこの事を説明できないのが残念…。

逆に、
『“主稜線の特徴”は、
「現在地も把握しやすく」
地形図と実際の山の
「大きさの感覚」
「斜面の感覚」
「距離感」
など、地図の相場観をつかむのにはちょうど良い。
だからと言って、事前の地図確認が必要ないわけではなく、
「ココに着いたと分かるポイントがどこか」
「眺めの良い場所はどこか」
「どんな植生があるか」
など、事前に検証できることはある。』


またまた長くなってしまったので、休憩。
次は、“読図トレーニング山行”について

机上登山への誘い  続き_a0107329_095037.jpg

# by houkoku-1 | 2011-04-13 00:16
机上登山への誘い
報告:DAICHI
2011年4月10日(日)
比良山岳センターの会議室で行われた、
連盟青年委員会≪読図山行 机上学習≫に参加した(全体で11人、やましなからは4人)
こんな時に限って天気は…快晴。   

奥美濃の山々を庭のように彷徨している(?)というO師に読図のイ・ロ・ハを学ぶ!


基本的なことからディープな域まで、
なるほど、深い、
と思えた、有意義な机上登山を楽しめたので、
レジュメより学習内容抜粋(O師の許可は頂いたのですが、意図することと違ったらスミマセン)
&個人的な感想を少し…。

『始めに、“読図の目的とは何か”
「山で迷子になった時の現在地確認・・・・・これは×」
「山で自分の居場所を把握・・・・・これは△」
「山でこれから行くべき方向を定める・・・・・これは〇」
「まず自宅で机上登山を行う・・・・・これが◎」
山での現在地の把握や進行方向を確認する事ばかりが読図ではなく、
(これ等はもちろん重要だが)

計画段階で
「どこを歩くか」
「どのルートが安全か」
「どこに何があるか」
「装備は何が必要か」
「道があるか、ないか」
などをある程度予測することが読図の一番大切な行為で、
事前検討をしココを歩いてみたいと自分でルートを考え、歩く、
それを通じて山の魅力を感じる、と言う楽しさ』
と言うことから学習が始まった、のですが、この真意がなかなか深かった…。

続いて『“磁北線”“補助線”などの事前準備』があったがコレは省略し

本題へ
『“ルート設定について”
まず、
「眺めのよい場所」
「広々とした尾根」
「草原、雪原、湿原、ブナ林などがありそうな場所」
など、どんな所へ行きたいか決める(コレが無いと計画を立てられない)、
地図を読んでその場所を見つけ、ルート設定する。
そして、山道があるかないかはルート設定にあたり重要であるが、
コレが全てではない』
と、そうココが実に深いのだが、そのことに気が付かない&分かっていても難しい…。
つまり、山に登るそのモノの出発点(発想点)が、そもそも大きく違うのだ…!!

そして、
『“安全なルート”とは』へと続いたのだが、
文字ばっかりは疲れるので、少し休憩。
続きは後ほど…

机上登山への誘い_a0107329_1934530.jpg

# by houkoku-1 | 2011-04-12 19:38
  

山の思い出
by houkoku-1